70年代の家には必ずあった、今では誰も見ていない40アイテム

HA Staff - August 14, 2023
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70年代はもっとリラックスして、多分もっと穏やかな時代だったと思いませんか。ディスコが音楽の主流で、ジョーズが映画で人々を怖がらせ、ローラースケートが大人気でした。家は平屋や二階建てで、今では見られないようなデザインがいっぱいでした(もう二度と見ることはないでしょう)。それが良いことなのか悪いことなのか、あるいはただダサいだけなのかは置いておいて、当時のインテリアは確かに個性的でした。懐かしい気持ちになるのも悪くありませんよね。それでは、タイムマシンに乗って、典型的な70年代の部屋を見てみましょう。でも、その前にサングラスをかけておいた方がいいですよ!

リノリウムの床

柄物のリノリウムは、70年代にキッチンやバスルームの床に人気でした。弾力性があって手入れが楽だったので、働くお母さんたちにも好まれていましたね。

Woman Drinking Coffee at a Salon
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ビーンバッグチェア

70年代の家では、ビーンバッグチェアが必需品でした。地下室にはいくつも置いてありましたよ。座るとふわふわして気持ちよかったですが、立ち上がるのは大変でしたね。

Teenagers sitting on bean bag and record albums
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ウッドパネル

今でも木製の羽目板を見かけることがありますが、ビードボードやシップラップスタイルとは異なります。70年代に流行ったウッドパネルは、ほとんどが本物の木ではなく、明らかに作り物の木目模様がついていましたね。

Retro Televison in Wood Paneled Room
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かぎ針編みのブランケット

かぎ針で編んだブランケットは70年代に流行しました。正方形のパターンを何枚もつなげて、「グラニー」と呼ばれるデザインでしたよ。色はバラバラで、毛糸はウールでざらざらしていましたね。映画を見てくつろぐというよりは、ソファの背もたれにかけるのが一般的でしたよ。

1970s Crochet Background
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ラバライト

ラバライトは60年代に流行し70年代にも人気が続きましたが、後半になると少しずつ人気がなくなっていきましたね。

Jack Daniel's Motel No. 7 Preview on November 10, 2015
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シャギーカーペット

70年代のインテリアはオレンジなどの明るい色が特徴でした。壁にはシャギーカーペットを貼ってふわふわした感触を楽しみ、目立つ色で部屋を飾るのにぴったりでしたよ。

70's Orange Shag Rug, Close UP
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大きいテレビ

70年代にはテレビは大きくて重たい家具でした。「ブレイディ・バンチ」などの番組を楽しむだけでなく、上に小物を置いて飾ることもできましたよ。今ではテレビはフラットで軽くて、壁にかけられるようになりましたもんね。

Family TV
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石造りの暖炉

このデザインは壁に粗い岩を貼っています。狩猟用のロッジにぴったりですね。岩の色や形が自然な雰囲気を出しています。

1970s era living room
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目覚まし時計

昔は目覚まし時計は数字がひっくり返るタイプでした。1970年代には、フェイクウッドの板や色鮮やかなケースが流行りました。時計がカチカチと音を立てて目が覚める感じがしましたね。

A glass of orange juice next to a clock
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幾何学模様の壁紙

70年代には壁紙が人気でした。木製の羽目板ではなく色とりどりの幾何学模様が描かれた紙を壁に貼っていましたよ。部屋に明るさとちょっと個性を与えていましたね。

Vintage old radio on sixties, seventies wallpaper and furniture
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掘りごたつ式のリビングルーム

70年代には近所と仲良くすることが大切でしたね。おしゃべりするときは楽しく交流できるようにしましたよ。座椅子は部屋の中で一番低いところに置いて、ゲストが転んだりしないように気をつけました。座椅子はリラックスできる空間を作ってくれましたね。

Sunken seating area and exposed stone fireplace of Palm Springs home
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フローティング階段

『ブレイディ・バンチ』は、フローティング階段が印象的なセットでしたね。フローティング階段とは、壁に固定されていない階段のことですよ。ブレイディ氏は建築家だったので、この階段はどこか危なっかしく見えたそうですよ。

THE BRADY BUNCH
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テレビディナー

テレビを見ながら食べるのは今もよくありますね。でも、テレビディナーという冷凍食品を、ぴったり合うプラスチックのトレーに入れておしゃれに食べる人はいるでしょうか?

Turkey, mashed potatoes and peas dinner on tray in front of TV
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ラタン家具

70年代には籐家具がインテリアとして流行りました。以前は、パティオなどの外でしか見かけませんでしたが、リビングルームや他の部屋でも使われるようになりましたね。籐家具は、マクラメやシダとも合っていましたね。自然な素材で温かみのある雰囲気を作ってくれましたよ。

Spacious living room with orange and blue accents
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花柄のソファ

70年代の壁紙も椅子張り生地も、明るくて派手なデザインが流行りましたね。色や模様が目立っていましたよ。壁紙は四角や丸などの幾何学模様が多かったですね。椅子張り生地はひまわりやバラなどの花柄が好まれていました。

Christmas season
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プッシュホン

70年代にはプッシュホン式電話が登場しました。回転式電話よりもボタンを押すだけで番号を入力できましたよ。携帯電話に近づく一歩でしたね。ダイヤルする時間も短くなって便利になりました。

1970's Vintage phone with receiver off hook
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ステレオシステム

70年代にはステレオは大きくて高性能なものが人気でしたね。壁に沿って高さのあるスピーカーやアンプを並べて、音楽を楽しみましたち。今では携帯電話で音楽を聴けるようになりましたが、小さなスピーカーでは迫力が足りませんね。

Stereo Equipment in a Living Room
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すべてマクラメで

マクラメという手芸は70年代に人気でしたね。紐や糸を結んで模様を作ります。鉢植えを吊るしたりフクロウの壁飾りを作ったりしました。色々なものができましたね。

Stylish and minimalistic boho interior of living room with wooden furnitures, gray macrame, rattan and elegant accessories. Botany home decor with a lot of plants. Bright and sunny space. Template.
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コロニアル家具

アメリカは1976年に建国200年を迎えました。国民は愛国心にあふれていて、コロニアルスタイルの家具も再び人気になりましたね。この家具は、旋盤で作った木の部品や古風なデザインが特徴ですよ。先祖が使っていたような家具でしたね。

A mirror in a hall.
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フリンジ

70年代にはフリンジが人気で、髪の毛だけでなく服や小物にもつけましたね。ベストやポンチョにフリンジが付いていると、ヒッピー風になりましたよ。ランプシェードにもフリンジがあり、光がフリンジに当たってやさしい雰囲気を作ってくれました。

A lamp on a side table
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ラジオ

1970年代にはインターネットや衛星ラジオはありませんでした。AM ラジオや FM ラジオを聞くために専用の機器を使っていましたよ。

Vintage 60's 70's Clock Radio with floral wallpaper background orange
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ファンキーライト

みんなの娯楽室には不思議な小さなランプがあって、色々な色の液体が動いて光っていました。今では考えられませんが、1970年代には流行っていたんです。

old-fashioned tv
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ボールチェア

ボールチェア、ポッドチェア、エッグチェア、グローブチェアなど名前は色々ありましたが、体にぴったりフィットしてくつろげる椅子でしたね。

Der legendäre Ball Chair, auch Egg Chair genannt, in der BMW Welt in München
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人気の陶器

陶器は1970年代に流行りましたね。陶芸家が増えたり自分で窯を使えるようになったりしたからでしょうか。「ゴースト」でデミ・ムーアとパトリック・スウェイジが粘土で遊んだのはもっと後の話ですね。当時は、陶器のランプや花瓶などが家の中にあちこちありましたね。

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クローム仕上げ

70年代には自然な色やヒッピーな雰囲気が人気でしたが、キラキラしたものも好まれました。特にクロームメッキは家具に使われることが多かったですね。キッチンの椅子やコーヒーテーブルやランプには、クロームメッキが施されていましたよ。スタジオ54という有名なディスコのスタイルを真似したものでしたね。

Property Interiors
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タイプライター

ホワイトアウトはタイプミスを隠すために使う白い液体です。今ではバックスペースキーで簡単に消せますね。でも、1970年代には、イプライターが普通でしたよ。見た目はちょっとダサいですが打つときの音や感触は、今とは違っていましたね。少し思い出してきましたか?

Woman Typing
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パイレックスの食器

シースルーガラスは透明なガラス製の食器です。今も売っていますが1970年代には、色付きのガラス製の食器が人気でしたね。パイレックスというメーカーが、キャセロール皿やミキシングボウルなどをオレンジや緑などの色で作りましたよ。明るくて楽しい雰囲気を出してくれましたね。

Vintage Pyrex Mixing Bowl with Cake Ingredients
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レコードプレーヤー

70年代にはレコードが最も人気でした。イーグルスの『ホテル・カリフォルニア』など、一つのテーマに沿った「コンセプト・アルバム」が多く出され徐々に人気が落ちていきました。でも、専門家はレコードの音はデジタルの音よりも温かみがあって豊かだと言っていますよ。

music with vinyls
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自然な色

70年代は自然な色が流行りましたよ。サビや砂やレンガやハーベストゴールドやアボカドといった色で、部屋をコーディネートしました。今もその色は人気ですが部屋の中で全部使うのは珍しいですね。もっと色々な色を組み合わせるようになりましたよ。

Close Up, Color Image of Retro Plaid Textile
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むき出しのレンガ

70年代にはレンガの壁が流行りました。壁紙やペンキではなくレンガのままの壁を見せるスタイルです。倉庫をリノベーションしたような雰囲気がありましたね。屋根も斜めになっているものが多くてレトロな感じでした。まるでタイムマシンに乗ったよう気分でしたね。

Renovated 70s architectural apartment with angled roofline
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8トラック

ベルボトム以外に8トラックほど70年代らしいものはありませんね。昔は流行ったプラスチックのアナログテープですが、今ではもう見かけません。フリートウッド・マックの『グレイテスト・ヒッツ』は、大ヒットしたバンドの最後の8トラックだと言われていますが、その伝説は今でも残っていますよ。

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質感のある壁

70年代の壁は色々な素材で作られていました。紙にフロックや箔を貼ったり、漆喰で凹凸をつけたりして、触り心地の違いを楽しめるようにしていたのです。その壁は手でなぞってみたくなるほど、素敵なな雰囲気を作り出していましたね。

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ビニール製テーブルクロス

70年代はビニールのテーブルクロスが人気でしたね。屋外だけでなくキッチンやダイニングテーブルにも使っていました。汚れてもサッと拭けばきれいになるので、クールエイドなどをこぼしても大丈夫でしたよ。

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電動スライド

70 年代は旅行から帰ると、近所の人たちを家に呼んで休暇の写真をスライドで見せるのが流行っていましたね。

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リラックスルーム

70年代はゆっくりする部屋が地下室にある家が多かったです。明かりが暗くてちょっと湿気も感じられました。でも、それが逆にスピン・ザ・ボトルなどのゲームや、初めてのキスをするのにぴったりな雰囲気を作っていましたね。

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コンクリートのパティオ

70年代のパティオは今では見られない特別な雰囲気がありましたね。シンプルなパティオと言えばコンクリートで固めた床に、軽いプラスチックの椅子を何脚か置いて、小さなグリルでバーベキューを楽しむという感じでしたよ。

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ペンダントライト

70 年代は大きなガラスの玉の形をしたペンダントライトがキッチンに流行っていましたね。オレンジ色のものは特に人気で、キッチンの雰囲気を明るくしていましたよ」

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フォンデュ鍋

70年代はフォンデュ鍋でおもてなしするのが人気商品でしたね。でも、溶けたチーズをスプーンにつけて食べるときにうっかりこぼしてしまったら、楽しい雰囲気が一変してしまうこともあったとか・・・。

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大きいコーヒーメーカー

今はキューリグで簡単にコーヒーが淹れられますが、70年代の人々は大きくて重いコーヒーメーカーを使っていましたよ。それを見ると、今の便利さに感謝しなければなりませんね。

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スーパー8フィルム

70年代はスマホやデジカメがなかったので、家族の思い出はスーパー8というフィルムに撮っていましたよ。それを家で映写機で見るのが楽しみでしたが、時々恥ずかしい場面や失敗も映っていて見ている人が困ったり笑ったりしていました。

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