夏の庭園を彩る40種類の多年草

HA Staff - August 14, 2023
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多年草は冬を乗り越えられる植物を選んでその場所に植えとくと、毎年春になるとまた出てきます。その中で、マウンド型の多年草は毎年でおきくなる塊になって、つる性の多年草は外側や垂直に広がります。

こらの植物は一度しか購入する必要がないから、ちょっと高めの値段になることがありますが、何年にもわたって美しい花や葉を楽しませてくれるので、庭造りにはいい投資になりますよ。多年草を購入する際は、USDA(米国農務省)の耐寒性ゾーンや必要な日照時間、特別な排水や水やりの必要性などを確認しましょう。

Eden Brothers

1. ホスタ

ホスタは日陰でも育つ不思議な植物なんです。樹木の根元や家の北側など日陰でよく見かけますよ。葉の形や色はバラバラで、青や緑、シャルトルーズ、白とか色々ありますね。

葉にシワのあるものやカップ状のものもありますよ。繁殖は球根で行うので春や秋に植え替えたり、密集しすぎたら分けたりするのも簡単です。手入れも楽で丈夫な多年草です。

Johnson’s Nursery

2. コーラルベル

コーラル・ベルはアルム・ルートって呼んだりヘウケラ(Heuchera)という科名でも知られいて、かなり万能な植物ですね。日当たりの良いところから日陰まで、どんな場所でも育ちますよ。

このちょっと変わったな植物は明るいライムグリーンから濃い赤、濃い黄色、黒っぽい紫まで、いろんな色がありますね。こらの多年草は夏の終わりに花を咲かせて、豊かな葉とのコントラストが美しいことで知られています。

Adaptive Seeds

3. ヤロウ

ヤロウはただ美しいだけじゃなくて、歴史と文化にも深い意味がある植物です。学名のAchillea millefoliumは、トロイ戦争でアキレスが傷を癒すためにこの植物を使ったという伝説にちなんでいます。中国では昔から、乾燥させたヤロウの茎を易経の占いに使っていますね。

この特殊な多年草はふさふさしたかわいらしい植物ですが、触った後に光接触皮膚炎を起こす人もいるので、触るときは注意が必要なんです。ヤロウの葉はすごく細かい歯があり(そのためミルフォリウムまたは千の葉と呼ばれる)、白や黄色、そして赤などの色合いの花を咲かせます。

Old Farmer’s Almanac

4. サルビア

サルビアはミント科っていう大きなグループに属しています。多年草のサルビアはセージみたいにきれいな葉と背の高い花茎があって、鮮やかな青や赤などいろんな色で変わった形の花を咲かせますね。7月4日のパーティにぴったりですよ!

シカに対して強くて手入れも簡単なので、郊外や田園地帯のガーデナーにとってありがたい植物なんです。いろんな品種の葉は銀灰色っぽい色合いで、一般的な緑色の葉のアクセントになりますよ。

Garden Design

5. コーンフラワー

コーンフラワーと呼ばれる花にいくつか種類がありますが、中でも一番ポピュラーなのはルドベキアとエキナセアですね。エキナセアは冬になると風邪に効く漢方薬によく使われる美しい紫色のコーンフラワーとして、多くの人が知っていますね。

一般的にコーンフラワーは乾燥に強くて、暑さと日差しにも耐えることができますよ。種を取るのも簡単なので寒い冬の間に種をまくプロジェクトとしては最適ですね。このリストの実例としてブラック・アイド・スーザン(Black Eyed Susans)が挙げられますよ。

Almanac

6. セダム

多肉植物の仲間である丈夫なセダムは、どんな庭にも個性的で美しい花を咲かせますよ。分厚くゴムのみたいな葉っぱで、エケベリアのような伝統的な多肉植物との関係ははっきりしています。ちょっと雰囲気がある系統でも、セダムはなんと北はノースダコタまで寒い冬を越すことができますよ。

セダムはミツバチや蝶にかなり人気があるので、どんな花粉を運ぶ植物園にでも乾燥状態に強いすごい植物を加えることができますね。葉っぱの形や花の色もバラエティ豊かですよ。

Home Depot

7. ブラックアイドスーザン

先ほど紹介したコーンフラワーを紹介しますね!先ほどのエキナセアと同じように、ブラックアイドスーザンもまた、きれいで乾燥に強いコチョウラン科の花で、今回はルドベキア属の花ですよ。

ブラックアイドスーザンは元気な黄色のデイジーみたいな花びらと、縁に黄色のアクセントがあります。黒っぽい円錐形の頭部が特徴的な花で、他のコーンフラワーと同じく、育てるのが楽で種を取るのも簡単だから、大きなエリアを長い間にわたって埋め尽くすことができて、お財布にも優しいですよ。

Home Depot

8. ビーバーム

ビーバームって名前の通り、受粉を手伝ってくれるからすごく役立つ植物ですね。本物のガーデニング好きなら、ミツバチが歓迎してくれることを知ってるはずですよね。ビーバームはミント科の植物で北アメリカ原産、何世紀にもわたって花粉を運ぶ生物のエサになってきたんです。

まっすぐに立った茂みのある生え方で、アザミの頭みたいな赤やピンク、紫の筒状の花を咲かせますよ。ネイティブアメリカンは、ビーバームの葉を野生の狩猟した肉の調味料として使っていたんです。

Garden Design

9. ラベンダー

ラベンダーはフランスやイギリスの伝統的な庭でよく見かけますね。銀色の茎に紫の花が房状に咲いて、その美しさと豊かな香りの両方でかなり評価が高い植物なんですよ。一番丈夫なラベンダーはアメリカ全土で冬を越すことができるから、人通りの多い場所を飾るのにもぴったりですね。

庭やデッキにたくさん咲いてるラベンダーの香りに包まれながら過ごせることができるんて最高です!ラベンダーのドライフラワーは、アートやクラフト、料理にも使えますよ。最終的には、ほとんどの人がラベンダーに憧れてしまいますよね。

White Flower Farm

10. コレオプシス

ガーデンセンターや温室ではティックシードと呼ばれるコレオプシスは丈夫で元気な多年草で、栽培もされていますがアメリカ原産の植物なんです。この丈夫な多年草はアメリカ全土で野草として生き生きと育っていますね。コスモスのような一年草みたいな繊細な緑の葉と、中心が黄色いデイジーみたいな明るい花が特徴ですね。

この多年草の花は、花花粉を運ぶ生物や毛虫にとっても大切なエサですね。つまりどんな庭造り計画でも、昆虫にやさしい優れた植物ですね。庭造り計画の花のリストにぜひ加えてみてくださいね!

Moonshine Design Nurseries

11. アイスプラント

アイスプラントはかなり特徴的なグランドカバー多年草ですね。一般にアイスプラントと呼ばれる植物は多いですが、アメリカでよく見られるのはデロスペルマ・クーペリ(Delosperma coooperi)という品種なんです。多肉植物みたいなグランドカバーで、ゴムのような細いセダムのような小さな葉と、美しい紫色の縁取りのある花が特徴ですね。

この多年草はアスターによく似ていますね。暑さや乾燥にも強いから、南部や西部の庭に向いています。花はかなり長く咲くから、短い花を咲かせる派手な花の周りのグランドカバーとして使うのもいい考えですよ。

White Flower Farm

12. デイリリー

ユリにはたくさんのバリエーションがあってどれも良いですよね!デイリリーは、どんな植物園や郊外の花壇にもよく見られる有名な植物なんです。美しい緑色のトゲトゲの葉は、白や黄色、オレンジ、ピンク、赤などの雰囲気がある色の濃い花びらの花が特徴で、少しだけですが明るく光っています。花はそんなに長持ちしません。花はすぐにしぼんでしまいますが、葉っぱは一年中鮮やかで立派に育ちます。長く咲く花と合わせると素敵なコントラストができますね。

毒性注意:デイリリーは猫にとって致命的な毒があるので、外で猫を飼ってる人は注意が必要ですよ。この素敵な植物もいいですが、他にも育ててみたい植物はありませんか?

Togo Garden

13. シャスタデイジー

夏の象徴と言えばシャスタデージーのような「夏だ!」って声を大にして言ってる花は他にありません。シャスタデイジーは、大きな黄色い円盤の周りに真っ白い花びらの縁取りが美しい、昔からあるデイジーです。暑さや乾燥にも強くて、生花やドライフラワーのアレンジメントにぴったりですよ。

生花やドライフラワーに使えば、アレンジも楽しめますよ。ただ、シャスタデイジーにはひとつだけ欠点があって、マリーゴールドみたいに、独特な匂いで少し不快に感じる人もいますね。食卓に新鮮なブーケを飾るって考えると、ちょっと違うかもしれません

Gardenia.net

14. スピードウェル

スピードウェルまたはベロニカは、低めのグランドカバーやサルビアみたいな大きなトゲっぽい花など、いろんな習慣で育つ多年草の一種ですね。中には雑草として扱われるものもありますが、基本的には目的の場所にしっかり生えるように植えられていて、とても育てやすい植物です。

お近くの園芸センターで、好きな品種がどれくらい広がるか聞いてみてくださいね。良いものほど増えすぎちゃうことがありますから。

Nature Hills Nursery

15. キャットミント

キャットニップと混同してはいけませんよ(間違えやすいですが)。キャットミントは、Nepeta x faasseniiという園芸品種なんです。見た目はキャットニップにも似ていますが、この多年草のせいで、猫を庭に呼び寄せることはありませんね。(キャットミントだけに・・・)

銀灰色の葉に美しい切れ込みと葉脈があって、柔らかい紫色の花も特徴ですね。しおれた蕾を取り除けば一年中花を楽しむことができて、何カ月も美しい色が楽しめますよ。

Park Nursery

16. ブランケットフラワー

ブランケットフラワーまたはガイラルディアは、キク科の鮮やかな花で、北アメリカと南アメリカが原産ですね。濃い緑の葉っぱがぎっしりと密集して、花の背景としてよく合いますね。一般的な名前であるブランケットフラワーは、南西部の先住民族の色鮮やかな毛布にインスパイアされたんじゃないかって言う人もいるくらい鮮やかですよ。

この多年草も乾燥や暑さに強いので、花はなかな枯れません。花が咲いたら笑顔になっちゃいますね!

Garden Design

17. クリーピングフロックス

早く育って色とりどりの花を咲かせるグランドカバーが欲しいなら、クリーピング・フロックスがおすすめですよ。北米やシベリアから来たこの植物は、どんな寒さにも耐えられる強い品種があります。すごく丈夫でどこでも育ちますし、隙間や斜面にぴったりです。日陰でも元気に咲くので、木の下に植えてもいいですよ。

この多年草は寒さに強いことだけじゃなく、急な斜面の庭やロックガーデンでもよく見られますね。明るいブルーやピンクの花が咲いてパッと明るい雰囲気になりますね。

Home Depot

18. アスチルベ

日陰の植物はなかなか見つからないものですが、花を咲かせるものはもっと珍しいですね。アスチルベは幸運なことに、とてもきれいで細かい葉と目立つふさふさした花房を持つ日陰の花で、厳しい条件でも乗り越えてくれますよ。

大きな花房は真っ白から濃い紫、さらには鮮やかなピンクや濃い赤などいろんな色がありますよ。シェードガーデンには必須ですね。

Bamert Grass

19. スイッチグラス

草はどんな庭にもありがたいものですが、特に砂漠のような場所で暮らしている人にとっては大切な財産です。大草原に自生する草は、根を深くまで伸ばして土を固め、土壌の浸食を防いだり排水を良くしたりします。

アメリカの草原地帯で育つから、スイッチグラスを使った花壇や岩の上の庭、多肉植物のエリアはそのまま草原の壮大さや広がる景色を思い出させるますね。それに、スイッチグラスは将来的には価値のある作物になる可能性があって、バイオ燃料やプラスチックの材料としても研究されていますね。

Sunset Magazine

20. シャクヤク

シャクヤクの花はササユリと同じく、このリストの中で一番咲く期間が短い花です。でも、その短さを忘れさせるほど鮮やかで豪華な花は、素敵な香りを放ち、どんな花束にも合う切り花になります。また、花びらが開く前にアリが集まるという不思議な特徴を持っていて、子供たちにとって不思議な花なんです。

牡丹は開花後もバラの茂みのように美しい葉を残しますよ。その葉は、シーズンを通して庭に繊細な印象を与えてくれますね。牡丹のブーケは、ガーデンウェディングで花嫁さんが持つことも多いんですよ。

Home Depot

21. アイリス

アイリスは夏の多年草の中で、色や模様の選択肢が一番多い花ですね。アヤメはアイリスの仲間で美しい槍のような緑色の葉が特徴なんです。遠くからでもその葉で見分けることができますよ。アヤメの茎には純白からほとんど真黒に近い色まで、ひげのある美しい花が咲きますね。また緑色以外の色なら、どんな色でもあると言ってもいいくらいですよ。

アヤメは見事に広がって秋になると株分けもできるから、大きいアヤメの花壇にスペースを確保しておくのがおすすめですよ!また、アイリスはウエディングにもぴったりだから、結婚式の花としてもぴったりですね。

Hedgerow Rose

22. ペンステモン

ペンステモンというのは花を咲かせる多年草の仲間で、北アメリカの寒い地域にたくさん自生していますよ。ペンステモンの中には、北極圏のような極寒の気候でも育つ種類が多く、北アメリカのガーデナーたちは寒さに強い植物として重宝していますね。

どの品種も筒状の花を咲かせ、その色合いは紫色をはじめとしてバラエティ豊かで美しいですよ。ほとんどの品種は、耐寒性だけでなく砂漠にも強いので、多くの地域で大丈夫に育てることができますよ。

Bluestone Perennials

23. ピンクッションフラワー

ピンクッション・フラワーは、スカビオサ科のいろんな品種の花で、庭に植えるととてもかわいくて変わった雰囲気になりますよ。このリストにある他の多年草と同じように、この花はブルーやピンクの色が多いです。

生花でもドライフラワーでも美しい花は、フラワーアレンジメントにぴったりです。ツルニチニチソウはどんな庭にも中高さの夏の色の美しいカーペットを作ってくれます。色合いは魅力的で、見ていると夢中になってしまいますよ。

Monrovia

24. ハーディハイビスカス

この多年草は見た目が美しいだけじゃないんです。でも、アメリカの最北部で育てる人は、冬に枯れないようにマルチングやカラーリングなどの対策が必要ですね。ハーディハイビスカスの魅力を楽しみたいなら、そういう手間がかかりますよ。

でもほとんどのアメリカの地域ではハーディハイビスカスは庭に独特の雰囲気を持ち込む、自然なトロピカルフラワーの一つですね。赤やピンク、黄色、オレンジなど、美しい色の花があって、花びらは大きくて見応えがありますね。

Old Farmer’s Almanac

25. デルフィニウム

青い花といえばデルフィニウムですね。デルフィニウムは昔ながらのイギリス風庭園によく合う多年草なんです。不思議な角の形をした花で埋め尽くされた美しい花びらは、どんな庭にもどことなくオールド感をプラスしてくれますね。

山岳地帯に自生する品種では、高さが最大で約1.5メートルにも達し、花壇の奥の縁取りにぴったりですね。デルフィニウムの花はほとんどが鮮やかなブルーからバイオレットで、高さのあるものは見応えのありますね。

Bluestone Perennials

26. ダイアンサス

ダイアンサスの花はスイートウィリアム、ピンク、カーネーションなどの通称で呼ばれることが多いですね。すべてナデシコ科の植物なんですよ。他の植物と混ぜて植えると、ダイアンサスの美しい低い花が庭をポップな色合いにして、どんな庭に仕上がるんでしょうね。

デリケートで5枚の花びらを持つ小さな花は、ネオンピンクやコーラルなど目を奪われるような鮮やかで美しい色合いをしてることが多いですよ。

High Country Gardens

27. アルテミシア

アルテミシアという植物はヨモギとも呼ばれます。見事な葉の美しさでどんな花壇にも個性を出してくれる植物ですね。アルテミシア科には、マザーワートなどのハーブも含まれます。葉は銀灰色でふわふわとした触り心地がありますよ。

冬のワンダーランドのように見えるこの植物は夏に咲くんです。十分な日照が必要なので庭の計画を立てるときにはそれを考ええておきましょう。また、この植物はやわらかくて腐りやすいので水はけのいい土で育てましょう。

Amazon

28. ラムズイヤー

もしアルテミシアだけでは庭に足りないなら、ラムズイヤーについても調べてみるといいかもしれません。その名前の通り、若い葉はすごく柔らかで、小さい白い綿毛で包まれていますよ。

ミントに近い品種で、花穂の先っぽにかわいいピンクの花を咲かせますよ。アルテミシアと同じで水不足と水やり過ぎに気をつけてくださいね。こんな夏っぽい花がトップに入るなんて予想してなかったでしょう?

Gardener’s Path

29. バルーンフラワー

バルーンフラワーは子供たちが喜ぶ花ですよ。けっこう北の方でも成長する丈夫な多年草で、緑の葉がきれいです。初めてみたときは「本当に風船みたいな形のつぼみがあるんだ!」って思いましたね。お母さんのバルーンフラワーをこっそり摘んで、幼いころ何度も叱られた人ってけっこういるんじゃないですか?

蕾が個性的できれいな青の花、実はちょっと変わった庭や人と違った庭に仕上げたい人にぴったりの植物ですね。グリーンサム(緑の親指)をお持ちの方なら、きっとなつかしさも感じるかもしれません。

Garden Design

30. ブリーディングハート

ちょっと不気味な名前かもしれないですけど、ブリーディングハートはどんな庭でも美しさをプラスしてくれますね。すごく上品で気まぐれな植物ですが、名前の由来になっているように花を外に向かって咲かせますよ。

花は本当にハートの形をしてて、花びらの一枚が下に向かって伸びているからまるでハートが血を滴らせてるか、滴り落ちるみたいな感じがありますね。上品でくっきりとしたダークグリーンの葉は本当にきれいですね。仲が良い友達と会話を盛り上げたいときには、この多年草が庭に必要ですね。

Gardener’s Supply

31. クレマチス

美しい花を咲かせるつる性植物をお探しならクレマチスがおすすめですよ。家のサイディングを破壊したりせず、伸びすぎることもありませんね。トランペット・ブロッサムのような雰囲気があるな花を咲かせるつる性植物もありますが、少し破壊力が強いので建物の近くに植えるのには不向きですね。

クレマチスはちょっと手のかかる部類で成長もゆっくりですが、いろんな色の美しくて大きい5枚の花びらが咲きます。ちょっと手をかける価値は十分にありますよ!

Home Depot

32. フォックスグローブ

フォックスグローブは、写真からも分かるようにとてもきれいな植物ですね。この写真を見た人は驚くと思います。遠くからでも花の茎の周りに広がる大きな葉っぱが素晴らしく、色鮮やかなまだら模様のベル型の長い花が他の植物にない特徴ですね。

このめずらしい多年草はかなり丈夫で、ロックガーデンに一つだけ植えても映えますね。ただ、毒性があるから注意が必要です。キツネノマゴにはかなり強力な強心配糖体が含まれているので、ジギタリスという薬の原料にも使われているくらいです。

Old Farmer’s Almanac

33. アジサイ

アジサイは低木で美しい花を咲かせます。でも、この多年草はただ見るだけではなくあなたやお子さんと一緒に、楽しい科学実験もできるんですよ。アジサイの花の色は他の花と違って品種によって決まるのではなく、土壌のpH(酸性かアルカリ性か)によって変わるんです!

本当の青いのアジサイを咲かせるには、かなり酸性の土壌(pH5.5以下)が必要なんですよ。ピンクの花を咲かせるには、土は中性からアルカリ性(pH7以上)でないといけません。知りませんでしたよね?自然ってすごいよね!

SF Gate

34. バラ

この多年草はとても人気がありますね。でも、夏に美しい宿根草を選ぶときにバラを忘れてはいけませんよ。バラは難しい植物だと思われがちですが、最近の品種は気軽に楽しめるように品種改良されていますね。昔のように経験豊富なバラ園芸家でなくても、素敵なバラを育てることができますよ。

今はバラの値段もかなり手ごろになってきていて、元気な立派なバラでも1500円から2500円くらいで買えますよ。庭にバラを植えるなら、今がチャンスですね。ただし、トゲには気をつけてくださいね!特に初心者の人は、何度かトゲに刺さることがあるから注意してください。

Premier Seeds Direct

35. リアトリス

リアトリスはうっすらと紫色の美しい花を咲かせる、見た目が派手な多年草なんです。そして面白いのは、球茎というちょっと変わった方法で冬を越すことですね!球茎は縦に短い塊茎みたいなものですね。他にも球茎を使って冬を越す植物には、アイリスやグラジオラス、クロッカスなどがありますよ。

寒いところに住んでいる人は、球根を掘り起こして涼しくて乾いた場所で冬を越させることができます。この多年草のおかげで、寒いところでも夏っぽい庭を楽しむことができますよ。

Gardening Know How

36. ポピー

アヘンポピー(Papaver somniferum)は悪名高い花で、アメリカでは育てることが禁止されている品種もありますね。ポピーの仲間はたくさんありますが、アメリカで丈夫に育つものは少ないです。でも、アイスランドポピーという品種は、寒さに強くて越冬できるので、アメリカ中西部のように気候が変わりやすい地域でも栽培されていますよ。アイスランドポピーは名前の通り暑さに弱いので、夏には枯れてしまいます。

この品種は名前の通り、中西部の園芸家には向いていません。でも、温暖な気候の園芸家には長くてチクチクした茎に紙みたいな繊細な花を咲かせるこの品種は素敵なものです。ちょっとこっけいに見えるかもしれませんがとても美しいですよ。

The Growers Exchange

37. スイートウッドラフ

日陰が好きな多年草の中でも、スイートウッドラフは色々な楽しみ方ができる植物ですよ。他の植物に迷惑をかけたりせず、ゆっくりと広がっていきますね。栽培に時間がかかりますがその分、甘い香りの花と濃い緑色の葉で、かわいらしい低いカーペットを作ってくれますよ。

この多年草は寒さに弱いので、USDA(米国農務省)ゾーン5以上の寒い地域では、日当たりの良い場所に植える必要がありますね。この多年草と一緒にスウィート・ウッドラフ、アスチルベ、ホスタスを植えれば、日陰でも美しい庭ができますよ。この植物はシェードガーデンに向いています。

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38. クリーピングタイム

クリーピングタイムはいろんな用途に使える上に、繊細な美しさも持っていますね。とても強い多年草で水平に伸びるつるでミントのように広がります。早く大きくなって広い範囲を覆うことができるので、種から育てるのも簡単ですよ。

この花は紫色の花をたくさん咲かせて、他の花との美しいコントラストを作り出します。ただし、完全な日陰は苦手としていますが、多少日が上がる場所ならしっかりと広がってくれますね。マゼンタの色が好きな人にはぜひおすすめの花ですよ!

Eden Brothers

39. ジャイアントアリウム

花はびっくりするほど長い間楽しませてますし、ちょっと派手好きな植物をお探しなら、ジャイアント・アリウムがおすすめです。名前の「アリウム」から分かるように、ニンニクやタマネギと同じアリウム科の仲間で、花もその仲間たちの特徴を持っていますね。

春のはじめに花を咲かせて、まるでチューリップみたいな鮮やかな緑の葉っぱを広げますね。天気によりますが、花は何週間も楽しませてくれて目を引く存在です。そして夏が始まる頃には太くて長い茎の先っぽに、紫色の小さな花がびっしりと咲いた大きな球をつけて楽しませてくれますよ。

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40. ヘレボア

レンテンローズ、ウィンターローズ、クリスマスローズなどいろんな名前がついていますが、実はヘレボアはバラじゃなくてキンポウゲ科の植物なんですよ。レンテンローズはきれいな花で、緑やベージュ、ブラウンなどかなり珍しい色合いがあります。

春早くに花を咲かせ、緑の葉が一年中残る種類もありますね。ただ、USDA(米国農務省)ゾーン5までしか耐寒性がないから、北部の庭師は冬になるとこの植物を室内に移す必要があります。毒性に関する注意:ヘレボルスはすべての部分に毒性があって、触ると皮膚に反応が出ることがあります。

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